過去ログ - 響「とある司令官と電の改二」 -SS速報VIP

過去ログ - 響「とある司令官と電の改二」

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1: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 19:54:02.89 ID:pK41pLzOO
・基本台本書きです
・独自解釈設定とかあるかも知れません
・書き溜めです
・タイトル詐欺だなんて知らない
・宜しければこちらもどうぞ
→暁「とある司令官と電のケッコン」ex14.vip2ch.com

電「以上注意せよ、なのです！」

SSWiki : ss.vip2ch.com

2: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 19:58:17.23 ID:pK41pLzOO
響「お前は誰だ」

そう、目の前の人物に問い掛ける。

否、正確に言えば人物ではないか。

3: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 19:59:29.76 ID:pK41pLzOO
響「ヒトサンマルマル。今日のランチは……ハイ、これ。ピロシキだ」

司令官「おっ、助かるよ響。よし、じゃあ午前の業務はここまでだな」

響「お茶を煎れよう。ロシアンティーで良いかな？」

4: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 20:00:23.78 ID:pK41pLzOO
響「どうぞ、司令官のはこっちだよ。ジャム入りだ」

司令官「ありがとう。……良い香りだね、今日のは？」

響「薔薇のジャムさ。金剛さんから貰ったんだ」

5: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 20:02:47.83 ID:pK41pLzOO
司令官「さて、そろそろ……」

卯月「卯月でぇーっす！」扉ﾊﾞｧｰﾝ

卯月「しれーかん、響ちゃん！午後から秘書艦を交代させて頂きまぁす！びしぃ♪」

6: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 20:04:01.46 ID:pK41pLzOO
響（午後は特に決めた用事もないし……どうしようかな）ﾃｸﾃｸ

？？「あら、響ちゃん？」

響「大鯨さん。こんにちは」

7: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 20:04:55.24 ID:pK41pLzOO
工廠

響（工廠か……）

響（最近はめっきり開発も建造も、行う機会が減ってしまったな）

8: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 20:05:41.90 ID:pK41pLzOO
響「電。こんなところで、どうしたんだい？」

電「ふぁっ！？え、あ……響ちゃん……？」

響（目が赤い……頬に涙が伝った後も残っている……）

9: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 20:06:42.60 ID:pK41pLzOO
響「特Ⅲ型バッヂが、ない？」

電「気付いたら、無くなっていて……どこかで、落としちゃったみたいで……」

電「第六駆逐隊の、おそろいの……っ、みんなの、仲良しの証なのにっ……それを、電は、電はっ、なくじて……っ」ｸﾞｽｸﾞｽ

10: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 20:07:21.85 ID:pK41pLzOO
駆逐寮　暁型部屋

響「ここにもないか……」　

電「工廠、甘味所、この部屋……今日は出撃もしていないし、電が午前中に訪れた場所はあとは執務室位なのです……」

11: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 20:07:53.06 ID:pK41pLzOO
入渠施設　脱衣所

電「お風呂……」

響「昨晩、お風呂に入ったとき。もしかしたら、ここで取れてしまったのかもしれない」

12: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 20:09:03.31 ID:pK41pLzOO
――――――――――――――――
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司令官『やっと到着だな、我らが鎮守府に』

13: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 20:09:52.58 ID:pK41pLzOO
執務室

響『司令官、なんだい？』

司令官『おう。響も知っての通り、今回の出撃で君の練度が70に達した。これが何を意味するか分かるかい？』

14: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 20:10:25.01 ID:pK41pLzOO
司令官『響は改二になると、名前も変わって姿も変わるんだよな』ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

電『響ちゃん改め、ヴェルちゃんなのです！』

響『ほぉ、二人ともよく知っているね。確かに私は、響からヴェールヌイになる』

15: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 20:11:22.72 ID:pK41pLzOO
司令官『ふむ……そうだな。これまでも、これからもずっと、響のことは頼りにしているよ』

響『ああ』ｽﾞｷｽﾞｷ

司令官『だけど、その、あー……何というか、うーん』

16: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 20:12:00.22 ID:pK41pLzOO
響『あは……あははっ！ふふふふ！』

司令官『ひ、響』

司令官(あの、響が声を大にして、お腹を抱えて)

17: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 20:12:51.36 ID:pK41pLzOO
電『いいんですか？響ちゃん……』

響『もちろんだよ、電。……この、特Ⅲ型バッヂも、無くしたくないしね。暁と雷と……電、私達の絆の証だから』

電『響ちゃん……えへへっ』ﾆｺﾆｺ

18: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 20:13:56.89 ID:pK41pLzOO
響「電、見つかったよ。カゴの中にあった、ほら」

電「本当ですか！わぁ！……良かった、良かったのです……！」ｷﾞｭｰ

電「響ちゃん、本当に、本当に、ありがとう！」ﾆｺｯ

19: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 20:15:17.85 ID:pK41pLzOO
ヒトハチマルマル　軽空母寮

龍鳳「なるほど……そんな経緯があったんですか」

瑞鳳「実際その場に立ち会った訳じゃないから、あくまでも伝聞だけど……」

20: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 20:16:19.71 ID:pK41pLzOO
翔鳳「ほら、これがしゃぶ餅よ。こうやって、しゃぶ、しゃぶ、しゃぶ……」

呂500「おー……おおーっ！」

呂500「でっち、もち！おもちー！」ﾋﾞﾛｰﾝ

21: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2015/05/30(土) 20:17:26.73 ID:pK41pLzOO
龍鳳「けれど、響ちゃんは……ずっと、響ちゃんのままなのでしょうか」

伊8「？どういう意味？」

龍鳳「きっといずれ、第六駆逐隊のみんなに改二が実装されるときが来るでしょうし……そうなった時に、みんな改造を受けるのか、みんな改造を受けないのか、それとも……」

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