過去ログ - 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」ネリー「12ageだね!」【咲・muv-luv】
1- 20
971: ◆Qxi3nQ8k6U[saga]
2015/06/17(水) 01:18:59.89 ID:ERHimexcO
そして、気がつけば再びかのレールガンが収容されているハンガーに俺は来ていた。


整備士「しゅ、主任……アイツって……!」

整備主任「ああ……横浜からのお客さんだ……」

京太郎「…………」


しかし、あれだけ機密が、と言っていた割にはすんなりと通してくれた物だ。
もしかして、藁にでも縋る思いだったのだろうか?
須賀だけに…………


《おもんない》

京太郎(うるさい)


心の中でつまらないシャレを考えながらも、着々とプロテクトを解錠していく。
香月博士から聞いたコードで一気に解除しても良かったが、それでは怪しまれる。
なので、一つ一つを探るように行っていく。


京太郎(…………成る程、ブラックボックス自体は強固だけど、散々回り道をしてからならば容易に解けるようになってるのか。
香月博士も性格が悪いな……)


その容易という話も、並みの技術者では不可能な事なのだが……

やがて、ブラックボックスにまで辿り着く事ができた。


京太郎「開きました」

唯依「嘘……?!」

京太郎「嘘ではありませんよ?
では、再起動もかけますね」

唯依「お、お願いします」


そして、再起動をすると見せかけて、影で京太郎はとある行動に出ていた。


京太郎(電子放出時の陽子制御モジュール、疑似皮質の分子イオンポンプに、熱伝導率の分割シークエンス、振動パルスの緩和偏差、運動ルーチンの最適化、さらにそこから派生するメタ運動野パラメータのランダムバランス構築、弾薬の排出時における角度修正のためのエアコック、伝達関連のフライバイライト応用の高速化及び耐久性の確保……」

唯依「あ、あの……何ですって?」

京太郎「いえ、何でもありません……」


こっそりと機構を解析し、その構造をちゃっかりと暗記し始めていた。
やがて、物の数分で頭の中に設計図を構築できるまでになっていた。


京太郎「初期化、出来ました。
パスコード等はCPUではなくHDD準拠なので代わり無いかと」

唯依「あ、ありがとうございます……」

京太郎「いえいえ、また何かありましたらお尋ねください」

京太郎(良い物を見せてもらったしな……フフフ……)

《おー、何か悪そうな笑い方……》


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/251.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice