261:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/07(土) 12:12:45.75 ID:/79cMatc0
地表をこちらに近づいてくるトウジとカヲル
ともにプラグスーツ姿
足をひきずるカヲルにトウジが肩を貸している
トウジのスーツ背中に「3」、カヲルの背中に「4」のマーキング
手を振るマリ
マリ「姫はー?」
トウジ「シンジたちと一緒ちゃうんかー?」
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==== 市街地の別の場所 ====
レイ「……」ハッ…ハッ…
不安げな顔で走っているプラグスーツ姿のレイ
背後に零号機の残骸
初号機の残骸によじ登るレイ
歯を食いしばって頸部のハンドホールを開け、スイッチを操作する
吹き飛ぶプラグカバー
思わず顔を庇うレイ
エントリープラグが半ば飛び出して止まる
レイ「うう……」
渾身の力でプラグ側面の非常用ハッチのハンドルを回すレイ
==== 初号機プラグ内 ====
闇
くぐもった金属音
側面の非常用ハッチが開き、光が射しこむ
気を失っていたシンジ、目をあける
ハッチから覗き込むレイ
しばらく見て、微笑むシンジ
その顔を見て微笑むレイ 涙があふれ出す
インテリアシートの横に跪くレイ
レイの手を握るシンジ
シンジ「いいんだ、もう」
互いに引き寄せあうシンジとレイ
シンジ「これでいいんだ……」
肩にかかるレイの青い髪に頬をよせ、目を閉じるシンジ
==== 地上 ====
アスカ「……」
左腕を右手で押さえながら歩いてくるアスカ
初号機の残骸を見上げる
頸部からエントリープラグが飛び出しているのが見える
立ち止まるアスカ
アスカ「エコヒイキ!!」
初号機の頸部
ハッチから顔をのぞかせるレイ
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