27:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/28(日) 10:49:22.14 ID:vK4e+EdN0
第拾話 「マグマダイバー」
(中略)
==== 夜 ミサトのマンション ====
アスカ「えーっ!? 修学旅行に行っちゃダメぇ!?」
ミサト「そ」
アスカ「どうして!?」
ミサト「戦闘待機だもの」
アスカ「そんなの聞いてないわよ!」
ミサト「いま言ったわ」
アスカ「誰が決めたのよ!」
ミサト「作戦担当のあたしが決めたの」
*シンジ「……」
*シンジ(綾波が言ったとおりになっちゃったな……)
アスカ「あんた! お茶なんかすすってないで、ちょっとなんか言ってやったらどうなの!? 男でしょう!?」
シンジ「いや、僕は多分こういうことになるんじゃないか、と思って……」
アスカ「諦めてた、ってわけ?」
シンジ「うん」
アスカ「情けない。飼い慣らされた男なんてサイテー!」
シンジ「そういう言い方はやめてよ……」
ミサト「気持ちは分かるけど、こればっかりは仕方ないわ。あなたたちが修学旅行に行っている間に使徒の攻撃があるかもしれないでしょ?」
アスカ「いつもいつも待機、待機、待機、待機! いつ来るか分かんない敵を相手に、守ることばっかし! たまには敵の居場所を突き止めて、攻めに行たっらどうなの?」
ミサト「それができればやってるわよ」
シンジ、アスカ「……」
ミサト「ま、二人ともこれをいい機会だと思わなきゃ。クラスのみんなが修学旅行に行っている間、少しは勉強ができるでしょ?」
シンジとアスカの学籍番号と氏名が書かれた記憶媒体を取り出して見せるミサト
『2-A-003碇シンジ』『2-A-116惣流・アスカ・ラングレー』
ミサト「あたしが知らないとでも思ってるの?」
シンジ「うっ……」
ミサト「見せなきゃバレないと思ったら大間違いよ。あなたたちが学校のテストで何点取ったかなんて情報くらい、筒抜けなんだから」
アスカ「フン、バッカみたい! 学校の成績が何よ。旧態依然とした減点式のテストなんか、何の興味もないわ」
ミサト「『郷に行っては郷に従え』。日本の学校にも慣れてちょうだい」
アスカ「イーーーーーッだ!」
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