12:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/07(日) 19:50:29.27 ID:/wg+rTe60
「番頭……?」
後ろにいた明るい髪の眼鏡の女の子が首を傾げる。
「もう、望月さん聞いてなかったんですか?」
望月「聞いてなかった―」
「だめじゃないですか。折角提督さんから直々にお知らせしてくれたのに」
望月「あーごめんごめん、めんどくさくてさー」
「もう!」
望月「そんな怒んないでよー三日月ー」
目の前できゃいきゃいと二人の女の子が騒ぎ始めたことで完全に聞くタイミングを失ってしまった。
まいったな。行く時間が決まっているのだけど……。
「二人とも、番頭さんが困ってますよ?」
首に手を当ててどうしたものかと思案していると、後ろにいたふわっとした雰囲気の女の子が騒ぐ二人に声を掛けた。
三日月「あう……」
望月「ふー」
三日月と呼ばれた子はバツが悪そうに目を反らし、望月と呼ばれていた子は助かったと言わんばかりにふう、と息を吐いた。
これで話しが出来そうだ。
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