232:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 00:49:36.55 ID://ZnO+3Y0
矢矧「記憶を戻すなんて不確定なことに頼るよりも、私たちが努力して近づいていくほうがよほど現実的だわ」
如月「……でも、また上手く話せる自信、ないです……」
それはそうだ。
今まで一番近くにいて、何度もコミュニケーションを取ってきた如月ちゃんが上手くいかずに離れてしまったのだから。
でもだからって他に対処法が思いつかない。
矢矧「それじゃあ弥生ちゃんの記憶が戻るようにずっと祈り続ける?」
如月「それは……」
矢矧「自分が変えたいと願ったなら、自分から行動していくしかないわ」
願うだけじゃ願いは叶わない。
何もせずに叶うこともあるだろうけど、そんなことはごく稀だ。
行動するからこそ願いは、思いは叶う。
矢矧「……もちろん私たちも手伝うわ。資料探しももちろん、話の場のセッティングもやるし、必要であれば一緒に弥生ちゃんと話すわ。もちろん私も積極的に弥生ちゃんと話す。協力するって言ったものね」
如月「矢矧さん……」
摩耶「もちろんあたし達だってやるぜ!なぁ瑞鳳、番頭!」
瑞鳳「うん!勿論!」
「ああ」
如月「……ありがとうございます。皆さん……」
感極まった様子で、如月ちゃんは頭を下げる。
矢矧「どう?やってくれる?」
如月「はい!如月、やってみせます!」
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