24:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/07(日) 20:32:47.99 ID:/wg+rTe60
「はっ、よろしくお願い致します」
こちらに向けるものが敵意だろうがなんだろうが、これから戦場を共にしなければならない。
僕は彼の敵意を敬礼を返事として行った。
提督「鳳翔、少し席を外してくれ。番頭どのに話しがある」
声を掛けられた鳳翔さんは困惑の表情を浮かべている。
提督がいつもの様子とは違ったように見えるんだろう。
鳳翔「……わかりました。御用があればお呼びください」
提督「ああ。悪い」
提督の言葉に、心配げな表情を受けべながら、鳳翔さんが部屋を後にする。
司令室には提督と僕、二人の男だけが残された。
提督「かけてくれ」
「はっ」
応接用のソファーを指差す。そこに腰を降ろすと、提督は向かい合わせに置いてあるソファーにどか、と腰を降ろした。
提督はズボンのポケットまさぐると、そこから煙草を取り出し、火を付けた。
616Res/599.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。