275:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/23(水) 22:53:34.46 ID:QR7m/zbA0
提督「それよりどうした」
さぁ、一戦の始まりだ。
鳳翔さんはいつの間にか居なくなっていて、存分に話すことができる。
……これで負ければ、時間は作ってもらえない。
出来るだけいい可能性を僕は選びたい。
そのためにも、負けられない。
「報告があります」
提督「報告?」
「本日未明、自宅付近で『モドキ』と思われる未確認体、一を発見いたしました」
提督の瞳が途端に鋭くなった。表情に怒りの炎が灯る。
だが、それに怯んでいられない。
提督「何故今になって報告した」
「奴を私が『モドキ』と推測したためです」
提督「だからといって報告が遅れたのを許されると思うか」
「それは私の不手際でした。申し訳ありません」
自分の前に手を着き、深々と頭を下げる。
いわゆる土下座という体制だ。
提督「もういい。下がれ」
そう言って提督は荒々しく立ち上がろうとした。
だけど、そうさせるわけには行かない。
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