322:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/19(月) 00:59:33.71 ID:+VboOMoR0
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朝食をとった僕たちは、朝食の支度を終えた瑞鳳さんと一緒に朝礼場所へと向かった。
朝礼場所に着き、所定の位置に瑞鳳さんたちが移動するのを見計らって提督に声をかけた。
「提督。手伝ってもらうと提督は仰っていましたが、具体的に私は何をすればいいのでしょうか」
提督「とりあえずは俺の横に立っていればいい。時間が着たらお前に話を振る。その時にお前の気持ちをぶつけてくれ」
気持ちとはどういうことだろうか。
漠然とし過ぎてさっぱりだ。
「……気持ち、と言いますと」
提督「俺の話を聞いて思ったことを話せば良い。もちろん余計なことを伏せてな」
説明を重ねられても、結局具体的なことは何もわからなかった。
困惑が顔に出ていたのか、僕の顔を見て提督は豪快に笑う。
提督「聞いていればわかる。……そろそろ時間だ。行くぞ」
「はっ」
……返事をしたは良いものの、どうしたものか。
聞く限りだと大勢の艦娘の前で話すことは間違いなさそうだ。……苦手なんだよなぁ。
でもやるしかないか。僕が言い出したことだ。義務を果たさなければならない。
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