33:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/14(日) 18:25:47.74 ID:In/7zst70
ふと、如月ちゃんたちが遠征の報告があることを思い出した。
せめて話が終わったことぐらいは伝えなきゃな。
鳳翔「はい?」
「如月殿方も今そちらにいらっしゃるのですよね」
鳳翔「そうですが……あ、遠征の報告の事ですか?」
「はい。お話しが終わったことを伝えるに丁度良かったと思いまして」
鳳翔「ふふ、そうですね。すみません、お気遣い頂いて」
「いえ。先を譲っていただいたのですからこれくらいはさせて頂かないと。それに如月殿方は直属ではありませんが、上官でもありますので」
鳳翔「あの子たちが上官、ですか……。ふふ、なんだか考えられませんね」
普段の如月ちゃんたちを思い出しているのか、鳳翔さんは優しく微笑む。
それはまるで娘を見る母親のようだった。
その若い姿でその表情が出せるなんて、なかなかできることじゃないよ。さす鳳!
「普段の如月殿方のお姿は解りませんが……。私にとって艦娘様は上官です」
鳳翔「そう、なのですよね。……うーん」
少し距離をとった言い方に、鳳翔さんは困ったように笑う。
僕はこれがベストだと思うんだけどな。
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