330:名無しNIPPER[saga]
2015/10/25(日) 23:32:28.20 ID:/NljyVt90
その後提督が捕縛隊のメンバーを選出し、朝礼は解散となった。
捕縛隊は日々変わり、手が空いている物が担当することになっている。
今日のメンバーは那智、五十鈴、長良、三日月、望月の5人となった。
作戦の詳細は僕が伝えることになっている。三日月ちゃんと望月ちゃんはともかく、他は知らない人だなとぼんやりと考えた。
「提督」
艦娘たちがそれぞれ持ち場に戻っていく中、同じく戻ろうとする提督の背中に声をかけた。
勝手なことをした責を咎められるだろうことは解っていた。それでも一言ぐらいは謝っておかなければと思ったからだ。
提督「どうした」
提督は怒りの表情を浮かべているかと思ったが、振り返った提督の顔は普段と変わらない様子だった。
それが僕に若干の困惑を呼ぶ。
「……いえ、先程は申し訳ありませんでした」
困惑を振り払いつつ、腰を深く曲げて謝意を示す。
平手の一発でも飛んでくるかと思ったが、そんなことはなく、代わりに帰ってきたのは呆れは入っているが温かみのある笑いだった。
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