347:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/04(水) 00:31:27.10 ID:xeJq5b+D0
直立し、那智さんに敬礼を向ける。
腹はまだ痛むし嘔吐感も引いてないけどこれくらい問題はない。
だけど那智さん達は僕が何事も無かったように身を直したように見えたようで、目を丸くしたり、ぎょっとしたりとそれぞれ驚きの感情を示していた。
那智「ふん……口からブチ撒けるくらいのものはくれてやったのにな。大した物だ」
腹に銃弾よりはよっぽどましだし。痛いことには変わりないけど。
僕の内心をよそに忌々しいものを見たかのように那智さんは鼻息を荒らく噴出す。
那智「……説明しろ」
まだ那智さんは不満気だが、作戦についての説明を促してきた。
僕の行動に不満を持ちつつも、協力の態度を示してくれる。
そんな那智さんの行動に、ありがたみと好意を感じていた。
好意って?
(人間として)好きってことさ。
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