349:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/04(水) 00:33:43.68 ID:xeJq5b+D0
三日月「でも……」
「本当に大丈夫です。少し鍛えていますので。それに那智さんもああいっていましたが、手加減してくれたようですから」
急所は突いてきたけど。
いつまでも僕なんかに心配させるのも忍びない。それにいつまでも僕の傍にいたら那智さんに何を言われるか判ったもんじゃない。
曇った顔を晴らせる為と、怒られる前に那智さんのところに行ってもらう為に、笑顔を作って見せる。
三日月「そう……ですか。それなら良かったです」
望月「ほんとほんと。なっちゃんにぶたれたときは大丈夫かなーって柄にも無く心配しちゃったよー」
三日月「一言多いですよ……いつも心配してないように聞こえるじゃないですか」
望月「え?そう?にゃははー」
望月ちゃんの軽口にいつものように三日月ちゃんはあきれた様子を見せていて、その二人の姿をみて長良ちゃんは笑っている。
僕の嘘と演技もあって、三人の表情は柔らかくなってくれた。
やっぱりいつもの様子でいてくれた方がいい。
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