360:名無しNIPPER[saga]
2015/11/08(日) 23:53:02.20 ID:wGCbD5Dt0
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弥生「あの……」
「はい?」
弥生「あ、え、えっと……。い、いい、天気……ですね」
そうですね。と笑って答える。
……やりずらい。
あの後二人でドックに来て、弥生ちゃんの艦装を見始めてからずっとこんな感じだ。
作業を進めようにも弥生ちゃんがこう言った話をちょこちょこしてきてなかなか作業に集中できない。
多分、まともに話が出来る相手がいることが嬉しくて、話す内容を考えるよりも先に口が出ているんだろう。
その姿を可愛らしくは思う。でもそれと同時に少し憐憫を感じてしまう。
こうなってしまうほど、弥生ちゃんは追い詰められていたのだと考えると、素直に可愛いとだけ思うことは出来ない。
そう思ってしまうと作業に集中したいのでと言って、弥生ちゃんの口を閉じさせるのも憚られた。
弥生「……あの」
「はい?」
次はなんだろう。朝飯の話はもうやったし、海が穏やかだって話もしたし。
そろそろ話が尽きてもいいような気もしないでもないけど……。
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