434:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/13(日) 01:47:58.85 ID:ftiT5yXu0
・・・・・・・
「大丈夫、ですか」
卯月ちゃんが泣きやんだところで、手を放して優しく声を掛けた。
それに卯月ちゃんは小さく頷いた。
「良かった。……少し、お話ししませんか」
卯月「……うん……」
彼女がもう一度頷いたのを見て、僕は彼女の手を引き、近くの椅子に腰かけさせた。
「文月殿も」
文月「う、ぐすっ、うん……」
見ていないところで文月ちゃんも泣いていたようだ。
きっと今まで卯月ちゃんが苦しんで来たところを見てきたんだろう。辛く苦しんでいる友達を見ているのも辛いものだ。
それでも涙を流すということまではなかなか出来ない。……優しい子だ。
それはさておき……さて、次の段階だ。
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