44:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/14(日) 19:16:23.46 ID:In/7zst70
「でも〜」
「いいからいいからっ。たしかてーとくはこれで火をつけて」
……火をつけるところまで知ってるのか。もう潮時だな。
年端もいかない姿をしてるし、煙草なんか吸わせるわけにはいかないだろ。
それに僕の残り少ない嗜好品を取られるのも何だか癪だし。
「……う……ん?」
「うびゃぁ!!」
「ひゃあっ!」
「ん、寝ちゃってたか……。あ、すみません。職務中に眠ってしまい。なにか私にご用ですか?」
我ながら三文芝居だな。まぁばれてないみたいだからいいか。
「あ、な、な、なーんにもないぴょん!」
「うー……」
うーちゃん(仮)が必死に取り繕う中で、ふみちゃん(仮)は怒られるのではとびくびくしている。
そのまま放っておくのも可哀そうだし、助け舟をだしてあげるか。
「ああ、ご挨拶に来て頂いたのですね。このたびキサラギより配属となりました番頭と申します。以後、よろしくお願いします」
「あ、あー!よろしくだぴょんっ!うーちゃんは卯月っていうでっす!」
「卯月殿ですね。よろしくお願いします」
うーちゃん(仮)は卯月ちゃんというらしい。
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