46:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/14(日) 19:27:15.88 ID:In/7zst70
さて、何だか気がそがれてしまったし、どうしたものかな。
首に手を当て思案しようとすると、ちょうど扉が二回叩かれた。
ようやく監視役が来たらしい。
「はい、どうぞ」
僕の声の後に、失礼しますとドアの向こうから返ってくる。
そしてゆっくりとドアが開かれていった。
どんな人がつくんだろうか、静かな人がいいとか色々と扉が開くまで考えていたけれど。
そんな考えも彼女の姿を見てしまった時にすべて吹っ飛んでしまった。
監視役として現れた一人の女性。
その姿に目を奪われてしまったから。
「軽空母、瑞鳳です。この度、あなたの世話役に選ばれました。以後、よろしくお願いしますね」
彼女の名は瑞鳳という。
運命というものは存在するんだと深く、深く思い知らされた。
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