497:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/03(水) 00:28:15.74 ID:i01M8kjr0
しかし、どちらにせよ哨戒が見つかった以上、敵は待ち伏せを悟り撤退するだろう。
提督の作戦は失敗に終わったのだ。
結果は棲姫を倒すことも出来ず、番頭と言う仲間を失ってしまっただけ。
提督は自らの失態を悔み、歯噛みした。
しかし、いつまでも失敗に囚われているわけにはいかない。せめて、彼の遺体だけでも回収しなければ、と考えたその時。
『……提……督……聞こえ、ますか……』
もう返事が無いとと思われた無線から、番頭の声が流れてきた。
負傷している所為なのか、彼の声は弱々しかった。
提督「番頭!?無事か!?」
必死と提督は声を返すが番頭の反応は鈍い。
かなりのダメージを受けている事を提督は容易に想像できた。
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