541:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/23(火) 00:19:26.26 ID:VEurFnBX0
間宮「提督に助けに行ってくれって言われたんです。……動けますか?」
なるほど。どうやら提督は連絡が途絶えた僕を心配して彼女を送ってくれたらしい。
体の様子は胸が痛いくらいと、少し耳が遠くなっているくらいか。近くで砲撃を食らって少しおかしくなっているんだろう。
それ以外は……大丈夫か。どこも骨折はしていないようだし。動くこと位なら出来そうだ。
それより、鎮守府はどうなっただろうか。敵が向かっているのを報告したまでは覚えているんだけど……。
「私は問題ありません。それより鎮守府は……」
間宮「さっき皆さんが敵を追い払ってくれたので、だいじょーぶです!」
「そう、ですか……」
間宮さんの報告に安堵の息を吐く。……何とかなったようだ。
でもなぜだろう。まだ終わっていない。そう、僕の直感が叫んでいる。
間宮「それよりも今は番頭さんの体です!一度服を脱いで下さい。出血してたら大変ですから!」
「……ありがとうございます。ですがその前に、もう一度あの丘に登りたいんです」
視線をさっきまで哨戒していた神社の合った丘に向ける。
間宮さんの申し出はありがたいが、今はこの叫んでいる直感の正体を知っておきたい。
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