554:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/03(木) 01:54:34.79 ID:W0UgC3pJ0
憤怒と殺意と憎悪。それらに歪められた彼女の表情と、口から発せられた感情の無い言葉がそれを物語っていた。
文月「ダメ、だめだよ、そんなことしたら」
首を振り、必死と文月は卯月を止めようとするが、卯月はそれを無視して、今度は差し出す形ではなく文月に押し付けた。
卯月の弥生を支える力は既に失われ、文月が支えなければ弥生は海に沈んでしまう。
そんな状況に、文月は託された弥生をその腕に抱く事しか出来なかった。
文月「駄目ぇ!!うーちゃん!!」
その間に卯月は敵の元へと駆けだす。
文月の制止の言葉とそれに込められた思いは、遂に彼女に届くことは無かった。
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