86:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 00:08:47.35 ID:8Qk0vOMw0
瑞鳳「・・・・・・それならいいけど」
それを見た卯月ちゃんと文月ちゃんはほ、と胸をなでおろしていた。
だからそういうの目の前でやっちゃ駄目だって。
瑞鳳「ところでどうしたの?艦装の故障?」
ここでようやく当初の問題に戻った。
その質問に卯月ちゃんは、はっと気づく。
卯月「そうぴょんっ!明日のえんせーの準備をしようと思ったら急に艦装のちょーしがおかしくなったぴょんっ」
文月「さっきから卯月ちゃんがんばってるけどだめなの」
卯月「ずいほーさんなんとかしてぴょんっ!」
文月「して〜」
二人のおねだりに瑞鳳さんはふんすと自慢げに息を吐いた。
瑞鳳「それなら丁度良かった。番頭さんにお願いしよ?番頭さんならすぐに直せちゃうよ?」
卯月「ほんと?ばんとーさん直せるぴょん?」
卯月ちゃんがきらきらと期待の視線を向けてくる。
それは仕事だし別にいいけど・・・・・・・自己紹介してる風を装ってるんだから、そういうの駄目だって。
気づいていないみたいだからいいけど。
「損傷度合いにもよるのでなんとも言えませんが・・・・・・・一度見せてもらっても構いませんか?」
卯月「もちろんぴょんっ!こっちこっちっ」
そういって卯月ちゃんは僕の手を引く。ぷにぷにしてる。いやどうでもいいか。
手を引かれた先には卯月ちゃんの艦装が無造作に床に置かれてあった。その周りには工具が散乱していて、直そうという努力のあとが見られた。
それを見てほほえましい気持ちになる。
さて、肝心の本体の方だけど・・・・・・・見る限りそこまで痛んではなさそうだな。
「これですね。・・・・・・少しお時間いただけますか?」
卯月「はいぴょんっ!」
本人の許可も貰えたし・・・・・・やってみますかね。
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