過去ログ - 博士「目覚めるのだ・・・わが子達よ・・・ゴホッゴボ」
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20:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 22:57:08.41 ID:Bqbo4Ymx0
研究所の入り口に着くと、その薄暗さに驚いた

ヒート「はぇぇーこりゃあ、こんなところに研究所があるなんて思わなんだな」

洞窟の中に作られた研究所はその扉さえ残ってはいたが、扉から先は完全に埋もれていた
だが、ヒートは持ってきたスコップで力いっぱい土をかきだし始めた

ヒート「待っていてくれよ父さん、直ぐにここから出してやるからな」

ヒートの手に力がこもるとスコップはプリンをすくうかのように土をかき出していった
気が付くと時間を忘れてヒートは作業を続けていた。

意外と自分は単純な力作業が好きなのだと気づいたヒートは
ふと、手を休めて、肩にかかった手ぬぐいで顔を拭った
汗はかいてはいなかったが、顔についたドロが手ぬぐいについていた

腰掛けながら自分が掘り進めた現場を見たヒートは
まだまだ時間がかかることを思い知らされた。

夢中で掘ってはいたが、全然掘り進んでは居なかった
思ったよりも内部が深いのと、通路のほとんどが埋もれていたこと、洞窟を出て、山を見ると
なんと山の形がひと目で分かるぐらい変わっていたのだ

ヒートは生まれて初めて溜息をついた。

ヒート「さて、もう一度掘り進めるかな、このペースだと時間はかかるが、出来ないわけじゃない」

そう自分に言い聞かせると今度はツルハシを持ち
再び作業を開始しだした、すると

エラー「おーいヒート!」


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