過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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134: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/03(水) 00:24:31.79 ID:go4AqjNYo
─須賀京太郎
呼び鈴の音がした。のそりとベッドから起き上がり、ドアを開けに行く
京太郎「はいはい、なんですか勧誘ですかお断りですよ」
はやり「……やっ」
京太郎「はやりさんですか。どうかしました、こんな時間に?」
はやり「京太郎くんにちょっと相談があるの。お願い、聞いてくれる?」
京太郎「そりゃあ…他でもない、はやりさんの頼みなら」
はやり「ありがとうっ」ダキッ
京太郎「はいはい、分かりましたからどいてくださいね」
抱きつかれるのも、だいぶ慣れてきたな
中に招き入れると、会話を始める
京太郎「さて、どんなお願いなんでしょうか?」
はやりさんレベルの人間が、他の人に何かを頼むということは、かなりの難題だぞこれは
はやり「えーと、その…」
珍しく言いにくそうにモジモジしている
はやり「あー…明日、文化祭があるよね」
京太郎「そうですね」
はやり「それで、私、体育館の使用許可を取ろうとしたんだけど──」
事情を要領よく、簡潔に俺に説明してくれるはやりさん
しかし、何のために体育館を使うのか、そこだけはスルスルとかわされてしまった
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