過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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153: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/03(水) 00:55:20.48 ID:go4AqjNYo

その後も、何ヶ所か出し物を見て回ると、午前の時間が終わってしまった

はやり「じゃあ、私も午後はクラスの方を手伝わなくっちゃいけないから、ここまでだね」

京太郎「ええ、分かりました」

はやり「時間になったら、体育館に来てね。きっといいものが見られるよ」

京太郎「楽しみにしています」


はやりさんは、駆け足になりながら、俺のクラスの方へと行ってしまった

途中、何度もクラスの男子連中と挨拶を交わしていく姿は、まさに男子高校生そのものだった

京太郎「…本当に、俺なんだな」

ちょっとだけ、羨ましくなった


さて、俺の方は、その時間までどうやって過ごそうか

そうやって、暇の潰し方を、頭の中で探しているときだった

近くの喫茶店をやっているクラスに、見知った顔を発見した

それは、俺にとって最も身近な人物の一人だった

京太郎「父、さん……?」

それに加えて、別の中年男性2人も、席を共にしているようだった

二人の人物が誰なのかは、よく分からなかったけど、どこかで見たことがあるような顔立ちでもあった

しかし、それが誰なのかは、一向に思いつかなかった


京太郎「まっ、いっか」


俺は、おじさん連中の会話などに興味がなかったので、その場を後にすることにした


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