過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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205: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/04(木) 00:04:03.34 ID:Ph4bqjJfo
京太郎「どうぞ。ショートアイスチョコレートオランジュモカノンモカエクストラホイップエクストラソース、です」
はやり「呪文?」
京太郎「嘘です。はい、ブレンドです」
はやり「ありがとう」
はやりさんは、両手でカップを持ち温まった後、ズズズとコーヒーをすすった
京太郎「しかし、どうしたんですか?、今日のはやりさん、ほんとにちょっと変ですよ」
はやり「そうかも……自分でもそう思う」
うーん…
京太郎「えーと、そのー……俺は、たかが高校生なんで偉そうなことは言えませんが」
はやり「?」
京太郎「悩みがあったら、素直に言ってくれていいんですよ」
京太郎「こんな状況ですし、他の人を頼りにすることだって、なかなかできないですし」
それに、はやりさんって、能力が高いからなのか、本当に肝心な部分では人に頼ることを拒否してそうで
京太郎「はやりさんが、たとえどんなことを考えてたって、俺は理解しようとするのを諦めたりしませんから」
京太郎「だから──」
自慢じゃないけど、俺より瑞原はやりを知っている人物は、この人以外にいないはずだ
上っ面なんかじゃない
アイドルだから、プロだから、みんなの憧れだから
瑞原はやり初心者の俺にだって、それがどういうものなのか、なんとなくは理解できる
この人が、心の奥で、どんな得体の知れないことを考えていようとも、俺だけは絶対に軽蔑しない。侮辱もしない
俺は、この人が──
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