過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
↓ 1- 覧 板 20
230: ◆Lw8TjwCkqM[sage]
2015/06/04(木) 00:59:24.12 ID:Ph4bqjJfo
話しているうちに、興が乗ってきたのか、話し方にも箔が出てきた
初めの、バスのツアーガイドのような語り口は、影を潜めてくる
俺も、少しは予習してきたので、するすると内容が頭に入ってきた
神話の世界にのめり込んでくる
***
天と地が開けたとき、天上世界の高天原には、天之御中主を筆頭に、五柱(いつはしら)の神々が現れます
この五柱の神々は、別天つ神(ことあまつかみ)と呼び、とてもとても尊い神様たちです
その次に現れたのは、二柱(ふたはしら)の神々と、男女一対にして五組の神々です
これらの神々を総称して、神世七代(かみよななよ)と呼びます
この、神世七代にして、最後に現れた二神は、名を伊耶那岐(イザナキ)と伊耶那美(イザナミ)と呼びます
天つ神の命により、この伊耶那岐と伊耶那美の二神は、地上世界にしっかりとした土地を創りました
これを、オノゴロ島と呼びます
そして、この二神は、オノゴロ島に天降ることになりました
オノゴロ島にて、伊耶那美は問い掛けます
「私には、成り合わぬところが一ヶ所あります」
それに対して、伊耶那岐は返します
「私には、成り余るところが一ヶ所あります」
二神は、お互いの余った部分と足りない部分で穴を塞ぎ、国を生むことにしました
最初と、その次の国生みには失敗してしまいましたが、天つ神の助言もあり、二神は次々と子を生んでゆきます
淡路島、四国、九州、本州、などなどです
***
607Res/551.90 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。