過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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232: ◆Lw8TjwCkqM[sage]
2015/06/04(木) 01:02:33.67 ID:Ph4bqjJfo
日本を生むポテンシャルを持った"アレ"の持ち主の伊耶那美に、火傷を負わせるとは
京太郎「たぶん、ゼットン級の熱さだったんでしょうね…」
はやり「うん……ちなみに、"アレ"の怪我が原因で死に至るケースは、この他にもあるんだよねー…」
京太郎「ヒュン、ってしますね…」
はやり「うん…ヒュン、ってなるよね…」
京太郎「しかし、迦具土ってのは可哀想な神様ですね。母親を[ピーーー]原因を作って、父親に殺されて…」
はやり「そうだね。でもそのおかげで、建御雷(タケミカヅチ)を始め新しい神が生まれていく」
はやり「死と再生は、二つで一つなんだよ」
***
伊耶那岐は、あの世・黄泉国(よもつくに)へ、妻の伊耶那美に会いに行きました
そこで伊耶那岐は妻・伊邪那美に、「私のもとへ帰ってきてほしい」、と伝えました
すると、伊耶那美は「黄泉国の神と交渉してみましょう」、と言いました
「ですから、その間は、私の方を覗き見てはなりません」、とも言いました
しばらく待ちましたが、耐えかねた伊耶那岐は、ついに妻の姿を覗いてしまいました
しかし、そこにいた妻の姿は、蛆虫や雷の神を纏った酷いありさまでした
恐ろしくなった伊耶那岐は黄泉国から逃げ出しましたが、怒った伊耶那美は黄泉国の軍勢を伴って追いかけてきました
伊耶那岐は、命からがら、黄泉比良坂(よもつひらさか)──あの世とこの世の境──に辿り着くことができました
伊耶那岐はそこで、近くに生えていた桃の実をとって投げ、追っ手を迎え撃ちました
伊耶那岐はその隙に黄泉比良坂を、千人で引くような、とても大きな岩で塞いでしまいました
黄泉比良坂は、今、出雲国(いずものくに)の伊腑夜坂(いふやさか)といいます
伊耶那岐と伊耶那美は、結局別れることになりました
そういうわけで、伊耶那美を名付けて黄泉大神(ヨモツオオカミ)と呼びます
黄泉国から逃げ帰った伊耶那岐は、伊耶那岐大神(イザナキノオオカミ)と呼びます
***
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