過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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24: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/02(火) 00:04:04.18 ID:MVeHCSPq0

──9月上旬 長野



─須賀京太郎


9月、夏休みも終わり2学期の始まり

あれから、瑞原プロへの演技指導や、俺の新居の確保、親に隠れてひそかに行った私物の移動などもろもろを済ませた

俺は今、須賀家とは少し離れたところに部屋を借りて住んでいる


家事は慣れた。タコス以外の料理もある程度覚えた。洗濯も掃除もスムーズだ

一人暮らしって時間が有り余って、暇で、自由で──なんてのは幻想だったらしい。案外やることがある

とは言っても、学校に行くわけじゃないないから、家事を済ませてしまえば自然と時間はできるもの

勉強?、一応俺の部屋から教科書など一式は持ってきてはいるが…

京太郎「やる気でねぇー」

せっかくこんなおいしいシチュエーションなんだから、もっと他にやるべきことがあるはずだ


京太郎「あっ、片づけ」

瑞原プロのところから、服などの必需品を送ってもらっていたのを忘れていた

二組の下着をローテーションさせる生活も今日で終わりだ!

京太郎「ぐへぇー、さぁ〜て、はやりんは普段どんな下着を着用しているのかチェックしましょうねー」

我ながらキモイ。他人と話す機会がほとんどないから、頭がおかしくなっているみたいだ

段ボールを漁ると、出るわ出るわ大量の下着。白、水色、黄緑、薄いピンク、etc、etc…

京太郎「……」

俺に見られる思って、恐らくは男受けの良さそうな、綺麗目なものを一生懸命選んだに違いない

くぅー、アラサー女性の健気な努力……泣けるぜ



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