過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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254: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/04(木) 01:38:52.08 ID:Ph4bqjJfo

そんなこんなで、適当にお参りを済ませて、車に戻ろうとした時だった


京太郎「ん、んん?、あの石碑…?」

はやり「よくぞ気付きました。『日本初之宮』、だね」

京太郎「ここって、日本最初の神社ってことですか?」

はやり「さあ。ほんとのことなんて分からないけど、『古事記』によればそういうことになるでしょ?」

京太郎「うーむ、確かに」

はやり「ついでに言っておくと、須佐之男が須賀の宮を造ったとき、『八雲立つ──』の和歌を詠んだよね」

京太郎「はい」

はやり「だから、ここ須我神社は、『日本初之宮』であり『和歌発祥の地』でもあるってわけ」

京太郎「へえ、意外と由緒ある神社なんすね、ここ」

はやり「須我神社でよく言われる話は、だいたいそんなところなんだけど、けどここにはもう一つ『日本初』のものがある」

はやり「須賀の宮を造った須佐之男は、妻・櫛名田比売の父・足名椎(アシナヅチ)に対して、この宮の管理を任すの」

京太郎「神社の管理ですか?」

はやり「そう。神の社を管理して、その神を祀る者を、神職という」

はやり「なら、ここは『日本初之宮』であり『和歌発祥の地』であり、そして『神職誕生の地』でもあるはず」

はやり「そして、須佐之男は、神職として任命した足名椎を、新たにこう命名するの」

はやり「稲田之宮主須賀之八耳神(いなだのみやぬし すがのやつみみのかみ)」

京太郎「え」



はやり「日本最初の神職だよ」



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