過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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262: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/04(木) 23:28:30.84 ID:Ph4bqjJfo

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日も落ちてきて、太陽の光も赤みがかった色に移り変わって来ていた

『古事記』風に言うなら、天照の時間は終わり、月読の支配する時間になってきたってところか

そろそろ、宿に向かわなきゃいけない時間だろうし、次に向かう場所で最後だろう


はやり「うん、ベストタイミングだね」

そこは川だった。何の変哲のない、ただの川

はやりさんは、これを俺に見せたかったのだろうか?


はやり「ちょーっと待ってね。たぶん、もうそろそろだろうから」

そろそろ?、何が?、ここは質問を挟まないで、静かに待つことにした

京太郎「……」

はやり「……」

京太郎「……」

はやり「きた」

太陽が、地平の向こう側にさらに降っていくと、川面が

京太郎「赤い…」


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