過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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305: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/05(金) 00:33:18.73 ID:ORx/XDDXo
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建御雷は、出雲の伊耶佐(いざさ)の小浜に降り立ちました
建御雷は、剣を引き抜き、それを逆さまにして浪(なみ)の穂に刺し立てて、剣の切っ先に胡坐(あぐら)をかいて座りました
このようにして、建御雷は、大国主に対して問いただします
「私は、天つ神の命により、そなたに問うべく使者として遣わされた者だ」
「そなたの治めるこの葦原中国は、天照の御子(みこ)が統治すべき国であるとご委任になった」
「そなたの心はどうか」
大国主はこれに答えます
「私は申しますまい。我が子・八重事代主(ヤヘコトシロヌシ)が代わりに返事をするでしょう」
そこで、建御雷は、息子の八重事代主を呼び寄せ、問うことにしました
八重事代主はこれに答えます
「恐れ多きことです。この国は、天つ神の御子に献上致しましょう」
***
京太郎「剣先に胡坐って……なんともすごい神様ですね」
はやり「そう、建御雷は、とても恐ろしい神様なの……とてもとても、ね」
京太郎「?」
はやり「細かい戦術なんて使わない、というより使う必要のない」
はやり「力でもって、他を圧倒する神様、それが建御雷神」
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