過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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359: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/06(土) 00:12:29.65 ID:f9qhEBN0o

戒能さんと別れたあと、そのままの足で、用意されたホテルへと向かった

荷物を整理してから、すぐに会場へ直行する


ホテルから外へ出ると、人はまばらだった

俺はこの時間帯の大都会ってのが、結構好きだ

朝とか昼とか夜とか、そういった時は人が溢れているけど、この時間帯は違う

かつての人ごみに思いを馳せながら、一人優越感に浸ることができる



『それだけ?』



ふんふんと、鼻歌を交じりに歩いていくと、いよいよ会場が見えてきた

無機質な人口建造物。大きい。圧倒された

心臓の鼓動が、ほんの少し早くなったような気がした

既に歓声が、どこからともなく聞こえてきていた

入り口を入ったすぐの所には、大画面のモニターがあって、対局の模様が映し出されていた

京太郎「俺も、あそこでやるのか……」

今度は、身震いがした


コンコンと足音を鳴らしながら、関係者専用の通路に入っていき、控室に直行する



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