過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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368: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/06(土) 00:26:04.51 ID:f9qhEBN0o


観客の拍手をする音が聞こえてきた。副将戦が終わったようだ

京太郎「…行ってきます」

重い腰を上げ、その台詞を言うのが精一杯だった


部屋を出て、通路を進み、試合会場へと向かう

とにかく、身体が重い。足取りが重い。心配ばかりで、頭が回らない

こんなんじゃダメだと思いながらも、歩だけは進めていくしかない

ルールに従って麻雀を打つだけの機械にでもなりたい気分だ


京太郎「ここか…」

対戦相手は、既に到着していた

皆穏やかだけど、臨戦態勢に入っているよう

そこに至っていないのは俺だけ


負ける


このままじゃ、確実に負ける。敗北

俺の負けは、チームの負けに直結している

俺の負けは、はやりさんの負けでもある

さらに、身体が強張ってきた。手が震える


試合が始まった



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