過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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433: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/06(土) 23:02:53.37 ID:f9qhEBN0o
咲「私さ、今はこうやって友達もいて、麻雀部っていう居場所もあって、お姉ちゃんとも仲直りできて」
咲「まー、はっきり言って、幸せなんだと思うんだ」
はやり「……」
咲「でも、中学生の頃とかはさ、お世辞にもそんなものとは無縁の学校生活送ってたでしょ、私」
咲「でも、京ちゃんだけは、寂しそうにしていた私を、私の声を、いつも聴いてくれた」
はやり「……」
咲「何も言わなくたって、そう。京ちゃんって、無駄にそういうスキル高いよね、無駄に」
はやり「…二度も言わんでいい」
咲「私ね、いつも通りにしてればいいと思うんだ」
咲「京ちゃんなら、絶対に聴いてくれるって信じてる。助けてくれるって信じてる」
はやり「……」
咲「少し喧嘩したくらいじゃ、大丈夫」
咲「その人が、あなたのことを心の底から思うなら、声が聴こえてくるはず」
はやり「……」
咲「不格好でも不器用でも、たとえカッコ悪くても。それでも京ちゃんは、最後には必ずやって来てくれた」
咲「応えてくれた」
はやり「……」
咲「だから、大丈夫」
はやり「本当に…?」
咲「うん」
その表情は、理屈に依ってはいなかった
確信に満ちていた
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