過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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446: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/06(土) 23:27:51.03 ID:f9qhEBN0o
様々な分野で、あらゆる方向から、薄皮を一枚一枚剥いでいくようにして、強さの核心に迫っていく
しかし、強さというものは、その中心になにか本質的なものがあって、そこに存在しているわけでもない
強さとは、それ自身について言及しようとするとき、自ずとパラドックスになるように、自らの真理値を絶えず変化させている
近付けたと思ったら、いつの間にか離れている
理解不能。そう言うしかない
凡人が、天才を──弱者が、強者を、語る
滑稽に思える
どれだけ、完全な論理や綺麗な言葉で取り繕うと、そこには絶対に辿り着くことなんてできないのに
しかし──それでも、この領域で強さを体現し続けている、そんな存在を私は知っている
小鍛冶健夜
彼女は、間違いなくそこにいる
そして、圧倒的な強さの前には、詰まらない戦術や小細工は意味をなさないということも
では、そんな存在に対して、人はどう対処したらいいか
私には、たった二つの方法しか見いだせなかった
一つの解決策は、彼女に真っ向から力比べを挑むこと
しかし、これではダメ。彼女と同等程度の実力がない限り、この戦法は得策ではない
京太郎の場合は、簡単に踏みつぶされてしまう
なら、もう一つの解決策は?
目には目を、歯には歯を
彼女の強さが理解不能で、記述不可能であるのなら
ならば、こちらも理解不能な力でもって対抗する他ない
そして、京太郎にはその力が──
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