過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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488: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/07(日) 00:16:16.23 ID:zPL3HoRZo

─須賀京太郎



京太郎「大丈夫ですか?」

はやり「職員さんに頼んで、裏口からなんとか、ね」

京太郎「阿鼻叫喚の地獄でしたからね、あそこは…」


会場を後にした俺たちは、雨が止み、静かになった並木道を歩いていた

京太郎「その…でも……よかったんですか、あれで?」

はやり「あれ?」

京太郎「引退のことです。もうちょっと、別の方法とか、何かあったような気がして…」

はやり「ううん、いいのあれで。いつまでも、ズルズルとしてると、それこそタイミングを逃しちゃうから」

京太郎「そう、ですか」

はやり「悲しい顔しないで。あれでよかったの。むしろ、出来すぎなくらい」

はやり「託せるものは託したし。あの時点で、牌のおねえさんとして仕事は終わったの」

京太郎「…そうですか」


はやり「あーあ、あの生活も、もう終わりかあ」

京太郎「約半年ですか。色んなこと、ありましたね」

はやり「うん」

京太郎「あらためて、どうでした?」

はやり「夢を見ているみたいだった。楽しかったよ」

京太郎「覚めちゃいましたけどね」

はやり「そうだね」



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