過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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61: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/02(火) 00:39:14.15 ID:MVeHCSPq0

『我がファンクラブの年齢別の構成を割合にして表すと、この図32-4のようになっており、40代から60代に著しく偏って──』



京太郎「偏り過ぎじゃありません、これ?」

校長「そう思うよ。そして、これこそが我々の組織の問題なのだ」

京太郎「どういう意味ですか?」

校長「若い人がね、全然入ってこんのだよ。君みたいなのは特別だ。いつの間にかここは、ただの年寄りの集いになってしまった」

校長「ライブをしても、ハコが空くのが当たり前に」

校長「握手会をしても、以前のような長蛇の列はもう見られない」

校長「少し前にあった麻雀の大会でも、成績が芳しくなかったしね。はやりんも、今はなぜか活動を自粛しているようだ」

校長「もしかしたら、そろそろ──」

京太郎「……」

校長「いや、私がこんなのではいけないな。それに君みたいな者もまだきっと全国にいるんだ。大丈夫に決まってる」




『本ファンクラブの創始者で、会長と副会長を務める、kapiさんとmegumiさんからお便りを──』



京太郎「なんでそんな人達が、この会に参加してないんでしょう?」

校長「私もお会いしたことがないから詳しくは知らないがね、あくまで「遠くから」はやりんを見守るのがここの趣旨だからだそうだ」

校長「ライブにも行かない、握手会にも参加しない。ただひたすら、はやりんを遠くから応援してきたのが、彼らなのだ」

京太郎「へえ、硬派なんですね」

校長「聞くところによると、会長と副会長は、はやりんが小学生の頃ある麻雀大会で優勝したのも見て、その魅力に憑りつかれたという」

校長「それからすぐに、この会の前身を結成し、二人三脚ではやりんをデビュー前から密かに応援していたそうだ」

京太郎「へ、へえ…」

犯罪者一歩手前だな

校長「ちなみに、妻子持ちだそうだ」

うわぁ…家族の方お気の毒に

校長「御二方とも今は長野に住んでいるとのことだから、もしかしたら今回こそお会いできるかもと思っていたのだが…」

うわぁ…この校長といい長野終わってんな

校長「megumiさんは少しでもはやりんの近くにいたいと、『早く東京に行きたい…』、と以前テレビ電話でぼやいていたものだよ」

京太郎「ま、まあ、家族の意向もあるでしょうしね…」


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