過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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95: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/02(火) 01:21:46.47 ID:MVeHCSPq0

のどを潤すものものも用意され、間をおかずに会話を始めた


良子「さて、先ほどの続きといきましょうか。あなたは、どこのどなたなんでしょうか?」

ここは慎重にいくべきか、なんとか誤魔化すべきか……いや、正直に話そう

たぶん、この人にはそういうのは通用しない

京太郎「私は……いや、俺は須賀京太郎といいます」

良子「須賀さん、ですか。男性の方で?」

京太郎「はい、長野の清澄高校の一年生です。なので、その堅苦しい敬語はもういらないですよ」

良子「なるほど。そうみたいだね」

敬語で話されるのに慣れていたので、彼女のタメ口は新鮮だった


夏のインターハイの会場で俺たちに何があったのか

それから、どのようにしてこんな状況になってしまったのか。手短に説明した

良子「そんなことが……はやりさんも、相談してくれたらよかったのに」

京太郎「それにしても、どうしてこんなことが起きたんでしょうか?、俺たちただぶつかっただけですよ?」

良子「……なんとも言えないけど、たぶん動機が重なったんだと思う」

京太郎「動機、ですか?」

良子「飽きというか、自分自身への限界というか、はたまた理想とでもいうのか」

良子「ともかく、奇跡のような確率で、心と心がぶつかってしまったんだよ」

い、意味が分からない…スピリチュアル業界にだけ通じる特殊言語か…?

京太郎「あの、じゃあもう一つ質問いいですか?」

良子「いいよ」

京太郎「なんで、俺が瑞原プロでないと分かったんでしょうか?」

良子「…それは、秘密にしておこうかな。自分のことをそう易々と話してしまっては、詰まらないと思わない?」

京太郎「は、はぁ…」

良子「女の勘、ってことにしておいてくれるかな」

この人も、咲とかと一緒で向こう側の人間みたいだ。戒能プロ、ますますその存在は謎に包まれていく



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