過去ログ - 【ダンガンロンパ】霧切「探偵だけではない青春」2
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308: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2015/07/25(土) 22:28:33.47 ID:8IoyEkab0
霧切 「……不二咲さん」

 言わなくてはいけないような気がした――

不二咲 「なぁに? 霧切さん」

 血が騒いで全身が熱くなって、脈を打つ音が耳元でうるさく鳴り響く――

霧切 「私……不二咲さんを……っ」

 喉の奥が締め付けられているように、ぎゅっと狭まって、言葉につまってしまう――

不二咲 「だ、大丈夫? 霧切さん?」

 胸を抑えて俯いてしまった私に、不二咲さんは心配そうにしている…顔をあげて、そんな不二咲さんの瞳を見据えて、言った――



霧切 「好きなの……」



――周りの空気と、自分の心臓がとまってしまったような気がした



不二咲 「……え?」

 不二咲さんの大きな瞳が、困惑と驚きで、大きく見開かれる。

霧切 「不二咲さんが好き」

不二咲 「…………嘘だぁ」

 もう一度言うと、不二咲さんは私から目を離さないまま、さらに困惑してたじろぐ。私の言葉が信じられず、言葉の真偽を頭の中で懸命に追っているに違いない。

霧切 「嘘じゃないわ」

 私は彼の呟きに応える。

不二咲 「なんにも男らしくなんてない、こんな弱い僕を……」

霧切 「いいえ。さっきも言ったけれど、それは間違いよ。あなたは自分で思うほど弱くなんてない」

不二咲 「それに、あなたは人が捨ててしまいがちな大切なモノをたくさん持っているわ」

霧切 「あなたといると、暖かくなる…その暖かさに惹かれたの」

不二咲 「……」


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