過去ログ - 【ダンガンロンパ】霧切「探偵だけではない青春」2
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335: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2015/08/14(金) 20:22:28.93 ID:Oi6RB1sc0
舞園 「やっぱり隠せませんでしたね…ふふっ」

霧切 「泣いた跡があるもの」

苗木 「泣いてしまうほど苦しくて、でも打ち明けてすっきりするようなモノなら、遠慮なく話してよ」

舞園 「話したら、ふたりともきっと困っちゃいますよ……? 特に霧切さん」

霧切 「私?」

苗木 「霧切さんが困ること……?」

舞園 「私、ついさっき失恋したんです」

霧•苗 「!!」

苗木 「も、もしかして、不二咲クン?」

舞園 「ぶぶーっ! ハズレです」

霧切 「……私……?」

苗木 「えええっ?!!」

舞園 「ね? 困っちゃうでしょう?」

霧切 「ごめんなさい」

舞園 「ふたりが両思いだったら、もうこれは仕方ないことですから、謝らないでください…だいたい、霧切さんは別に悪くないですから、謝る理由がないです」

舞園 「不二咲君を女の子だと思ってましたから、頑張れば私にもチャンスはあるかなって思っていたんですけどね」

舞園 「霧切さんは不二咲君を男子だって解っていて、好きになったんですよね?」

霧切 「確かに男性であることははじめから解っていたけれど、同性だからといって、好きにならないとは限らないとは思うわ」

霧切 「不二咲君の言動のひとつひとつに惹かれていたもの」

苗木 「これ、ボクお邪魔じゃないかな?」

舞園 「聴いてくれるんじゃなかったんですか? 逃げちゃイヤです」

苗木 「に、逃げるワケじゃなくて…女子の恋愛話にボクがいるのは場違い感がスゴくて恥ずかしいっていうか、怖いというか」

舞園 「アイドルの秘密を知った苗木君には、責任をもって見届けてもらいます」

苗木 「ちょっと後悔してるよ……」

霧切 「前に話していた相手は私だったのね」

舞園 「はい。周りにいないタイプで、でも一緒に過ごすのが楽しくて…だから、遊んだり、お風呂はいったりして、一緒の時間がたくさんあって嬉しかったんです」

舞園 「こんなに早く失恋するだなんて思いませんでした」

舞園 「……でも、不二咲君なら、霧切さんを泣かせるようなことはしないと思いますし…泣くだけ泣いたら大方の諦めはつきました」

霧切 「舞園さん……」


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