過去ログ - 【モバマスR18】服部瞳子「朝食はサンドイッチで」
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◆K1k1KYRick
[saga]
2015/06/02(火) 06:16:14.39 ID:I7Myjvyho
「そ、そうよね。……」
たとえ事務所の風紀が乱れていても、プロデューサーと
アイドルの恋愛が御法度である事は変わらない。
分かりきっていた事だが、はっきり言われると期待の反動で悲しくなってくる。
「ごめんなさい、わた……」
その時、プロデューサーは瞳子の肩をぐっと抱き寄せ、唇でその口を塞いだ。
一瞬彼が何をしたのか、彼女は分からなかった。
「だから俺……今だけ、プロデューサーを辞めます。
一人の男として、瞳子さん、貴女と仲良くしたい……」
綺麗な指股に男のゴツゴツとした指が割り込み、しっかりと絡む。
じわりと手の平が汗ばんでいくのが分かった。
「はい……。私も……気持ちが収まらなくて……」
時間は既に、二十一時半を回っていた。
何の邪魔も入らないプライベートな空間で、瞳子は意中の男と口づけし続ける。
ずっと胸のうちに秘めていた慕情は一気に燃え上がり
一時間では鎮火出来ないくらいの熱を放出する。
熱の籠った恋情がキスとなって流星のように注がれる。
何度も甘く唇を吸う感触に、瞳子は天に昇る心地だった。
しかし男の猛々しい興奮はキスだけでは収まらない。
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