過去ログ - 吹雪「口区間<ドア・トゥ・ドア>」
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330:名無しNIPPER[sage]
2015/06/26(金) 23:20:23.96 ID:6sOIHJUHo
知ってた(遠い目)
331:名無しNIPPER[saga]
2015/06/26(金) 23:26:17.08 ID:zgRl9wJ60
「しかし、本当に誰がみんなの記憶を書き換えてくれたんでしょうね……。あれのおかげで当時の私たちは、罪を逃れることができた」
「この中の誰かなのは間違いないんですけどね。誰かはわかりませんが、本当に感謝しています。……しかし……」
「あのまるゆまで一緒に隔離してしまったのは失策だったわね……。多分本人もその責任を感じて、名乗り出ないんだと思うわ」
332:名無しNIPPER[saga]
2015/06/26(金) 23:38:37.39 ID:zgRl9wJ60
「『幸運』は、いずれ必ず向こうからやってくる。『不運』な私たちを倒しにね……そこを返り討ちにして、今度こそ必ず手に入れる」
「みんな覚えてるわね?『幸運』が手に入った暁には……」
333:名無しNIPPER[saga]
2015/06/26(金) 23:49:11.79 ID:zgRl9wJ60
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龍驤「戦艦・戦艦・戦艦・正規空母・装甲空母……錚々(そうそう)たるもんや。わかるか?奴らは同じ過負荷でありながら、素のスペックではうちらを圧倒しとるんや」
334:名無しNIPPER[saga]
2015/06/26(金) 23:57:35.70 ID:zgRl9wJ60
龍驤「せやけど、逆に言うならや。身体的スペックの関係無い、ルール『有用』のゲームやなんかって話になれば、その理屈は通用しないっちゅうことや」
球磨「なるほど……それなら球磨たちとそいつらは過負荷同士、敗者同士!互角の勝負ができるクマ!」
龍驤「そしてその舞台も、既に用意されとる。年に一度、鎮守府全体を適度に遊ばせ、士気を高めるためのお楽しみイベント……」
335:名無しNIPPER[saga]
2015/06/27(土) 00:05:57.63 ID:Y63s8zzu0
龍驤「奴らの人数は全部で五人。まるゆを抜いて同じ人数でチームを組まんと、運動会で戦うことはでけへん」
龍驤「今年の開催はもう、あと1ヶ月後に迫っとるから無理やとして……来年にはもう一人を迎えて、是非とも参加したいもんや」
球磨「……………………いや」
336:名無しNIPPER[saga]
2015/06/27(土) 00:12:52.94 ID:Y63s8zzu0
青葉「そ、それは無理ですよ球磨さん!まるゆちゃんに戦闘能力はないんです!それに敵の狙いは他でもない、まるゆちゃん自身なんですよ!?そんな危険なこと……」
球磨「わかってるクマ。まるゆちゃんはあくまでただの人数合わせ。実際の、マイナス13舎の五人目には……」
球磨「球磨がなるクマ」
337:名無しNIPPER[saga]
2015/06/27(土) 00:21:09.64 ID:Y63s8zzu0
球磨「大丈夫クマー、ボコボコにされるのなら慣れてるクマ。正確には、ここ数日で慣れたクマ」
龍驤「…………ほんまに、ええんか?」
青葉「龍驤さん!?」
338:名無しNIPPER[sage]
2015/06/27(土) 00:25:40.56 ID:XDA1rTpno
前向きな過負荷やなぁ
大会自体を引っ掻き回して勝敗関係なく目的を達成するとか
裏工作して不当に相手を敗北させるとか
他のグループを騙くらかして代わりに倒してもらうとか
339:名無しNIPPER[saga]
2015/06/27(土) 00:26:21.20 ID:Y63s8zzu0
球磨「その通りクマ、これは球磨の失敗クマ。これも龍驤ちゃんが言ってたクマね、『取り返しの付く失敗なんてどれほどあるか』って」
球磨「話を聞いてると、どうやらこの失敗に限って言えば、取り返しが付きそうなんだクマ。だったら、それが過負荷の性分だと折り合いをつける前に」
球磨「取り返しを、付けに行きたいクマ」
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