過去ログ - 金剛「鎮守府にようこそデース!!」アーチャー「は?」
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142:名無しNIPPER[saga]
2015/06/13(土) 22:57:10.27 ID:J6vFjYkwO
鈴谷「…アーチャーはさ?助けなきゃいけない人を助けずに生き延びることについて、どう思う?」

アーチャー「なんだ?藪から棒に、というか、替えの服が体操服とブルマって…しかもそれ他人のだろう?『くまの』って書いてるじゃないか?」

鈴谷「…んー、これしかなかったからねー…、てかさ、ちゃんと答えようよ、アーチャー?」

アーチャー「……はぁ、さっき失禁した娘がいきなり体操着でマジメな顔するな……そうだな、次に助けれる人を探す…それだけだな」

鈴谷「…それだけ?」

アーチャー「…あぁ、それだけだったよ、私の場合はな…」

鈴谷「…そっか…じゃあさ、アーチャー、クイズ、いや質問…自分を守るために双子の姉妹が苦しんでます、あなたには武器がありません、少なくとも相手を殺すことはできないです……けど彼女が苦しんでる間自分は幸せです」

アーチャー「…なるほど」

鈴谷「…アーチャーならどうする?なにする?」

アーチャー「死ぬ」

鈴谷「は!!?」

アーチャー「…とか答えたんだろうな、昔の私なら….まぁ、世界の縮図みたいなものだよ…維持すればいい、その双子の姉妹もそれを望んだのならそれで良しとすべきだ」

鈴谷「…うわっ、血も涙も無いね」

アーチャー「嫌なら姉妹どちらでも好きに苦しみと幸福の椅子を勝手に替えられるはずだ……その質問から察するにな」

鈴谷「……金剛さんから少し聴いたの?」

アーチャー「本当に少しだけな…双子の姉妹、苦しんだのが妹の熊野、幸福だったのが姉の君か…」

鈴谷「うん……マキナが軍に正式採用されて私らはお役御免で晴れて退役軍艦になったわけ……でさ、私ら姉妹って大して強くもなかったのに…ほら、見た目、結構人気あんの、凄いっしょ?」

アーチャー「…はぁ……君ら元軍艦からしたら軽い侮辱どころではなかろう…元の船のフォルムや性能で評価されるならまだしも…」

鈴谷「まぁ、長門さん、武蔵さんあたりならそうかな…でもね、しょーじき嬉しかったんだぁ〜、だって…こんな特別な功績も性能も無いポンコツが女の子の形になったら必要としてくれる……私らにとっては蜘蛛の糸だったよ…」

アーチャー「……だった、か」

鈴谷「…だった、だよ」



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