過去ログ - 金剛「鎮守府にようこそデース!!」アーチャー「は?」
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246:名無しNIPPER
2015/06/24(水) 00:27:32.77 ID:GzRXrNelO
ルーラー「…探し回りました……それこそ数百の平行世界を超えて……凄いですね…平行世界って…私が魔法少女だったとか、来世で怪盗やってたりだとか…」

アーチャー「そういえば君と会った世界はそこまでズレてなかったからな…おそらく古代の時点で技術や魔術の概念自体別物になってるほど離れた平行世界なんだろう…君の名前は有名だからね…私が記憶しているものだと…信長とイチャイチャしてたりだとか……デュランダルと氷技使って犯罪者やってたり…なんか、もはや、ぶっちゃけ聖女?ってイメージなんだ…君は」

ルーラー「ひ、酷すぎませんか!?あ、すいません……話がそれましたね…奴は、《ライダー》はあらゆる世界を旅していましたが…正直何がしたかったか、わかりません…わかっていることは…」

アーチャー「…なんだ?」

ルーラー「その、おそらくの領域の話です…《ライダー》は私たちのよく知る世界地図上の《日本》にあたる国の敵対国を滅ぼしていました……物理的な攻撃ではなく、内政になんらかの干渉をし、内側から腐らせ……国を割ったり、政府や王を入れ換えるだけではどうしようもないほどの滅亡を…その国家の民衆全てを薬品中毒、モラルと精神の崩壊、小さな子供達すら自身の手で首を掻き切るほどの狂った地獄を……全ての世界で行っています……」

アーチャー「……」

ルーラー「…それと、その国家全て滅亡した後の武器を作る施設の残された設計図を覗くたびに、わかってきたことなのですが…おそらく《ライダー》は魔術的かつ、科学的な武器を作っているようでした…それの設計図は…世界を超えるたびに異常な速度で複雑化し、強化し、変化し、進化していました…」

アーチャー「…随分と勉強熱心だなそいつは…」

ルーラー「…ええ、そうみたいですね…そして、私が最後に見た設計図の完成品がこの世界に存在する…」

アーチャー「…マキナか?」

ルーラー「…はい、完全ではありませんがおそらく、アレが設計図の兵器でしょう…ここまででわかりますか?」

アーチャー「……わかったことは、
1、催眠、暗示能力あり。
2、知名度補正を受けた円卓最強とケルトの大英雄を手負いとはいえ仕留め、英雄王相手に5日保つ。
3、日本に対して好意的で他国に強い憎しみがある。
くらいか…あと宝具が舟?……なんだこいつ…?建造、造船の英雄にしても5日やそこらで円卓や光の神子を倒せる兵器を作れるわけが無いし…すまん、さっぱりだ…」

ルーラー「……ですよね、行く先々で調べ回りましたが、私もです」

アーチャー「…ところでルーラー?」

ルーラー「はい?」

アーチャー「…なぜメイド喫茶など開いてる?あとなぜサーヴァントなのに、馬鹿みたいにハンバーガー食い散らかしているんだ……まさかとは思うが、お前…」

ルーラー「うっ!……し、仕方ないじゃないですか!田舎娘の一人旅だと楽しくて路銀も尽きますし!ムーンセルから自力で魔翌力生成できるように受肉させてもらってますが、一度宝具使うとお腹空くんですもん!」

アーチャー「…私の中のオルレアンの聖女は今くたばった…」

ルーラー「!?……そ、その失望した目線やめて、なんか裁判の時思い出して…あー!今、目逸らした!!」

アーチャー「…はいはい、ところでルーラー?…先ほどからこの店の窓に張り付いている《瞬きせず私たちを見続けている少女たち》についてどう思う?…君の隠し子か?」

ルーラー「…なんか私ビッチまで格下げされてませんか?………おそらくマキナの偽装です、今バレたら面倒ですから穏便に…」

ミシッ……パキッ……パキッ…

アーチャー「…どうやら遅かったようだ、構えろ、来るぞ!!」

パキッ…パリーン!!


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