過去ログ - 金剛「鎮守府にようこそデース!!」アーチャー「は?」
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66:名無しNIPPER[saga]
2015/06/05(金) 23:21:20.07 ID:AyqAURiDO
鈴谷「あんたさぁ、…普通ここまでしておいて、その…それは無いんじゃない!?」

アーチャー「…いや、すまない、変に期待させるつもりはなかった」

アーチャー「だが私が受けた仕事は《深海棲艦の殲滅》だ…君たちの保護は本来任務外なんだ…」

アーチャー(…そもそも今の状態は守護者でなく、どうやったか知らないがサーヴァント…依り代たるマスターがいない今、単独行動と残存魔力で現界しているに過ぎない)

アーチャー(…深入りはするな。彼女達の戦況が見ただけでわかる危機的状況だとしても、今は敵を皆殺しにすることが優先だ…それで彼女達を救うことに繋がる)

北上「な、なんで?あ、あんなに優しくしてくれたんだから、あ、あたし達を助けに来てくれたんじゃ無いの?…」

アーチャー「…」

アーチャー(耐えろ、耐えろ。助けるんだ、結果的には助けるんだ、彼女達もそのほかの大勢も…!!)

夕立「えっ…と、嘘だよねてーとくさん!?だ、だって前の提督から頼まれたんだよね?その…かわりのてーとくさんになる紙をわたされたんだよね?」

アーチャー「…いや?全ての部屋も探したし、私を呼んだ前の提督からも委任状らしき物も渡されなかったが…」

(…無論それの役目を果たす書状もあった、前の提督の筆跡が記された手帳や拇印が押された書類も見つけている、偽造するのは容易い…だが今の私が長期的に存在するのは不可能だ…彼女達の戦線の長期間の指揮なんて最初からできるわけがない)

北上「や、やだよ、またあんな海に出てあ、あいつらにゴミみたいに喰われて死ぬなんて……誰にも優しくされないまま死ぬなんて……やだぁ…」

グスッ……ヒグッ……

アーチャー(…だから、涙≠ノ惑わされるな…お前が叩き潰してきた涙≠ヘ、こんなものじゃないだろう…?)

アーチャー(少し、気を抜きすぎた…仮面を被れ…冷酷な、外道の仮面を……懐かれたのなら、二度と会いたく無いと思わせろ…貴様に慕われる権利は…ありはしないのだから…)

アーチャー「フッ、いったい何を勘ちがっ「三人とも!!archerが困ってるネ!!こういう時はsmileデthank youするのがmannerデース!!」」

アーチャー「っ!?」

金剛「archer、sorryネ!この子達も最近疲れてたデース!!だからちょっと誰かに甘えたくなっちゃったみたいネ!」

アーチャー「…」

アーチャー「そうか…」

金剛「そうネ!!それでarcherはどうするネ?今日と明日くらいは泊まっていくデスカー!?」

アーチャー「…いや、休むほど疲れて無いからな…荷物も特に無いし、このまま失礼する」

金剛「…そう、なら見送りは私がいくデース!!二人は北上を頼むネ!!」

アーチャー「いや、私は…」

金剛「街にはこっちが近いデース!!」

ぐいっ!

金剛「ホラ、archer?hurryネ!!」

アーチャー(……ああ、クソ)

アーチャー(…なんでいつもこんな顔を見せられるんだ…)



……………

鈴谷「ほら、北上、泣くのやめなって!!もう、わ、私まで涙出てきたじゃん!?」

夕立「……」

鈴谷「夕立ちゃんもて、手伝ってってばー!!?」

夕立「…金剛さんていつも笑ってるよね?」

鈴谷「グスッ…?」

夕立「ううんなんでもないっぽい、ただね……金剛さんて」




夕立「…いつも、泣いてたんだね」


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