過去ログ - 金剛「鎮守府にようこそデース!!」アーチャー「は?」
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84:名無しNIPPER[saga]
2015/06/07(日) 23:33:01.01 ID:aybJ+cSPO
アーチャー「…それで、君たちはどうなった?」

金剛「…いろんなところに売られました…」

アーチャー「…売られた?」

金剛「ハイ…私達は全員廃棄処分になったネ…いえ、そういう理由でこの国はマキナと言う名のweaponと私達を交換したネ…」

アーチャー「…なぜ君たちを買ったのだろうな?」

金剛「…本当の理由はわからないデス、けどマキナは私達より生産コストも運用コストも少ないそうデス。逆に私達は……これでも四年前までは世界中で人気でheroだったからネ!」

アーチャー「……それは、さぞやそういう欲≠持つ者は多かったろうな…」

金剛「…あの時ばかりは世間に私達を広めてた軍を恨んだヨ、兵装を取られて、specを人間以下に下げられて…」

金剛「…駆逐艦や潜水艦の子達は安くて個人が買っていったネ…何度かネットにupされてたあの子達の中身≠ェ壊されるMovieを見せられたヨ…」

アーチャー「…」

金剛「…軽巡や重巡の子達は…研究所が多かったネ……軍の秘匿事項を好きに研究できるっテ…北上の姉妹は…北上を庇いながら、どんどん壊されて、削られて、溶接≠ウれて…最後は北上が殺して……ああ、違うネ………壊させ≠轤黷スんだったヨ…」

金剛「…あ、そうだったネ…重巡の一部の子達は一部のrichな家に売られて、幸せに…」

アーチャー「……鈴谷は…何をされた?」

金剛「…最初は…綺麗な服を着せてもらってたネ…でも、姉妹がだんだんと肌を隠すようになって…わかるデショ?」

アーチャー「…狂った嗜好を持った金持ちが手を出さないわけが無いからな…それで?」

アーチャー「…君は?」

金剛「…空母や私みたいな戦艦、特殊な子達は軍に残されたネ…」

アーチャー「…慰安か?」

金剛「…いくつかの子はネ…でも一番はマト≠セったネ…」

アーチャー「…マト?」

金剛「…毎日みんなでマキナ一機と鬼ごっこネ…」

アーチャー「…」

金剛「…最初はみんな本気で倒そうとしたヨ?倒せばまた艦娘の部隊結成を許可する=c笑えないjokeネ…!」

金剛「一機、たった一機沈めれば、ッテ…そうすればまたみんなで笑えるッテ!!…ナノニ!!!」

アーチャー「……もはやただの見世物だったか?」

金剛「…加賀って子の手が取れたネ、そのままマキナがトビカカッテ、止めようとシタ赤城サンが足でふミくだカレテ、ミンナが全弾ウッタのにキズ一つ無くて…アイツが!あいツが榛名を、榛名ヲ!!!」

ガタ…ガタガタガタガタガタガタッ…

アーチャー「…思い出すだけで全身が震える…か…君はそうなると他の艦か、あるいは他にも姉妹がいたのか?」

金剛「…うん、うん…えっどぉ、えっとね…ひ、比叡と…グズッ…き、霧島って…い、妹が…いて…いてネ…」

アーチャー「…ああ」

金剛「ひ…比叡がいつも…かばってくれてね…?」

金剛「…き、霧島が…い、一生懸命ね?たおそうっ…考え…て…」

アーチャー「…妹に庇われ、妹が勝利の道を示して…君だけ≠残した…か?」

金剛「うん…な、なのにネ…なのに…」

アーチャー「…終わるわけなかろう、あとは想像がつく…もう少し詳しく聞くべきだが…これ以上君を泣かすのも…な」

金剛「…ひっく…ぐすっ…だ、だいじょうぶネ……ふぇ?」

アーチャー「即席の毛布だ…夜になったからな…海辺では寒かろうと、思ってな…」

金剛「…アリガトウネ、archer…」


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