過去ログ - 梨沙「晴ってモテるわよね」モバP「!?」
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41:名無しNIPPER
2015/06/16(火) 19:54:27.72 ID:f5yeIlK5o
晴「…………」

P「……晴?」

晴「――くくっ、んだよそれ。わっけわかんねー……でも」

晴(わかってたさ。梨沙も言ってたように遊び友達みたいに接してきたけど、本当はただの仕事の付き合いってだけだったんだ)

晴(年の差だってある。オレはきっとPとは仕事仲間なだけで、それ以上Pと深く関わることなんか出来ないまま終わるんだと思ってた)

晴(サッカーだけは、オレのフィールドに引き込んでる間だけはオレの方が上で、その差を埋められた気になって)

晴(だから、いつかPにボール奪われた時、すげー焦ったんだ。サッカーで追い越されたらオレにはもう何もないから)

晴(子供のオレがPと肩並べられることなんて、他にない。そんなこと気にするオレ自身の気持ちもよくわからなかった…………でも)

晴「友達……か。お前と友達になったら何かイイことあるんだろうな?」

P「…………そうだな、サッカーする時……ちゃんと着替える、とか。その子が好きなことに全力で応えられるよう、に?」

晴「ぷっ、あははははははは! そりゃいーぜ!」

P「いや、もちろん俺はこの姿が一番動ける自負はあるぞ! でもサッカーに付き合うのが仕事の内なんて思ってほしくないのもあるしさ」

晴「ま、胸でトラップするたびに埃を払われてたら気になってしかたねーし、そうしろよ。オレもやる気でるからさ」

P「! それじゃあ……」

晴「ったく、とんだキラーパス送りやがって。……なぁ、オレもいろいろごちゃごちゃ考えてたんだ。オレなりに」

P「うん」

晴「もう……余計なこと考えなくていいんだよな? 好きだの嫌いだのオレだってわかんねーけど、しばらくわかんねーままでいいんだよな?」

P「ああ。決着がつくまでロスタイムでも延長戦でも、いくらでも付き合うよ」

晴「そうか。なら、Pが気になるっていう子にもう一度聞いてみろよ。そいつもPのこと気になってたらしいから、きっと最高のパス返してくるぜ」

P「……わかった。なあ晴、俺と友達から始めてほしいんだ。いいかな?」

晴「……、おうっ!」


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