過去ログ - 淫魔「安価とコンマで魔王をやっつけるんだ!」勇者「ちょっと待て」
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123: ◆/ZsuQ/MGAE[saga]
2015/06/05(金) 03:17:49.47 ID:bXc0jkNjO
エルフの里・家


「ここに住んでるわ」コンコン

「誰…?」

「勇者さんが来たわよ」

勇者「話をしに来たぞ!」

パタ、パタ…ガチャ

「本当に…勇者さん…?」

僧侶「はい、間違いなく勇者さんです」

「…!?」

「弓使い、とりあえず服を着てきなさい。勇者さんが困ってるわよ?」

・・・・・

弓使い「弓使い…です…」

勇者「勇者だ。こっちが僧侶、こっちが女戦士」

僧侶「よろしくお願いします」

女戦士「よろしくね!」

「さて…私はお邪魔みたいだし、少しお暇するわ。
 話が終わったら、武具屋に来てね」

パタン

勇者「…さて、弓使いだっけ?」

弓使い「はい…」

勇者「…見た所、戦う根性がなさそうだが…大丈夫か?」

弓使い「…多分…」

勇者「多分、じゃついていけなくなるぞ」

女戦士「…勇者、ちょっと自分に任せて」

勇者「ん?なにかあるのか?」

女戦士「思い当たる節があるよ。
    …弓使い、君の親はどこにいるの?」

弓使い「…パパも…ママも…殺されちゃった…」

女戦士「そうなんだ…でも、君は弓を使って自分たちに付いていこうとしてるけど…なんで?」

弓使い「魔物が…魔物が、憎いの…!」

女戦士「……ねぇ、もし自分たちについていったとして…目の前で人が魔物に殺されたら…どうする?」

弓使い「…ッ!」ギリッ

女戦士「…あるいは、もし自分たちの正体が魔物だとしたら」
ダンッ!
弓使い「殺す!騙したなら報いを受けろ!」キキキキ…

女戦士「…うん、それだけの根性があれば、大丈夫だよ」

勇者「落ち着け、弓使い。俺たちは正真正銘の人間d」
弓使い「うるさいうるさい!お前たちは魔物だって言った!」

僧侶「はぁ…治癒魔法」パァッ…

弓使い「くぅぅ…ぅ…」バタッ

勇者「…つまり、女戦士の同類?」

女戦士「そう!多分、起きたら部分的に忘れてると思う!」

勇者「それはそれで良いんだけど…ちょっと厄介だな、青魔のこともあるし」

僧侶「そうですね…勇者さん、ちょっと下世話な相談になるのですが」

勇者「どうした?」


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