過去ログ - 淫魔「安価とコンマで魔王をやっつけるんだ!」勇者「ちょっと待て」
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236: ◆/ZsuQ/MGAE[saga]
2015/06/07(日) 02:23:03.81 ID:SUL7VNGnO
シャーッ

弓使い「…かわいい…!」

勇者「でも、親指ほど…ではないな」

「皆様、はじめまして…私が、魔物を統べさせていただいてる、魔王です」ペコッ

勇者「ああ…俺は勇者だ、で、後ろにいるのは俺達の仲間。
   …青魔、なんで彼女が嫌いなんだ?」

青魔「それはね」
魔王「いえ、私から説明させてください…」

勇者「は、はぁ…(結構押しが強いな)」

魔王「数年前…私は誤って、淫魔の数を減らす命令を出してしまったのです」

僧侶「数年前…と言うと、魔物の中でも淫魔が異様に活発化してた時期がありましたね」

魔王「私は…その原因を、淫魔の数が増えすぎたことと勘違いしてしまい…他の魔物に、淫魔を襲わせる…よう…グスッ…」

側近「魔王様、こちらを」サッ

魔王「ごめんなさい…」コシコシ

青魔「…それに便乗して、人間による淫魔の乱獲が始まっちゃって…ボクたち淫魔の数は激減しちゃったんだ」

勇者「…今は、止めてるんだよな?」

側近「はい。間違いに気づいた魔王様は、すぐに廃止の命令を出しました。
   しかし、主に隊長、及び水の四天王の各派がこれを無視したため、今でも減りつつあると思われます」

龍女「僧侶、人間の方はどうだ?」

僧侶「こちらも魔物の違法な捕獲は禁止されました。しかし、未だに無視してる人がいるのも事実です…」

勇者「…青魔も違法な捕獲、じゃないよな?」

僧侶「いえ、お互いの合意があったでしょうし、問題はないかと」

青魔「でも…ボクは、魔王を許したくないんだ」

魔王「愚昧の謗りは、謹んで受けます…
   でも…流石に、死にたくはないのです」

勇者「…いや、殺さない。話を聞く限りでは、悪いのはあの隊長みたいだしな」

龍女「隊長…最後まで、愚か者だったな」

側近「…しかし、それでは四天王の三人と隊長が納得しないのも事実です。
   勇者様、魔王様に変わりまして、1対1の決闘を申し込ませていただきます」

女戦士「ええっ!?」

魔王「側近さん…!」

勇者「断る理由はないな」

弓使い「…勇者…?」


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