2: ◆zPnN5fOydI[saga]
2015/06/05(金) 13:16:35.27 ID:wX34OwfC0
冬が終わり、春の心地よい空気が漂い始める頃。軍の本部の前に、海軍の司令官と、そんな男とは不均衡な、清純な少女が共に立っている。
「ここで待っていてくれ、すぐに戻ってくる。そして、私が戻ってきたら、一緒に行きたいところがある」
「はい。司令官が待てというなら、私はいつまでも、待っています」
司令官は建物の中へと消えていき、少女はその場に突っ立つ。少女の名前は朝潮といい、先の司令官とは、上司と部下の関係に当たる。そして彼女は、最近まで続いていた戦争の兵隊の一人でもあるのだ。
19Res/6.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。